トイレ大改造計画!リフォームしたいけど賃貸だからセルフリノベで簡単に!
新居に引っ越して来て、旧宅から持って来た2×4材を組み立てたり片付けたりと育児の合間をみては進めていっております。おかげさまで落ち着く空間が出来上がって来ておりDIYモチベも上がる一方です。
しかし、入居していた時から気になっていたことがありました。トイレです。
各部屋が完成していっている中トイレだけテイストが違う空間になっており、どうにかしたいなと思っていました。
今回はそんなトイレを何回かに分けて理想のトイレに近づけるため、床材から変えていこうと思います!
現状確認とサンプル選び
まずは現状確認として、今の部屋の空間に対して何が気に入らなかったのかと言いますと、昔住んでたボロ屋がこんな雰囲気のトイレでした。笑
モザイクタイル等の流行によりタイルの壁もいいなとは思います。やはり昔住んでいた場所のイメージがあって、タイル=昭和感みたいな連想をしてしまうんですよね。
もちろんタイルを批判するわけではありませんよ。おしゃれなDIYerさんが施工していたら真似してしまうかもしれませんからねw 私の今の実力では間違いなくダサく仕上がりますので今は使えないですね。笑
さて壁の話ばかりしていたので壁からやりたいのは山々なのですが、まず最初に施工していくのは床です。
前の住居人の時のままなのか、日焼けの跡が目立ちますね。団地等でもこのような形の床は多いんじゃないでしょうか?どんな住人が住んでも馴染むように無機質な雰囲気に仕上げられているのでしょうが、私はどうしても気になってしまいます。笑
なので今回もクッションフロアを使って見えなくしちゃいましょう!
前回の記事で大理石調のフロア材で施工したのですが、新居では木をメインにしたいなと思っていたので、ウッド調のフロア材のサンプルを取り寄せました。
実際の商品をこうやって小さいサイズで見れるのは本当に良いですよね。イメージ違いだったら返品もダメだし、妥協して施工するか処分するかしか選択肢がなくなってしまうので本当にありがたいサービスです。
今回は複数のお店から取り寄せましたが、壁紙屋本舗さんは取り扱いも多くおすすめです。1枚40円くらいなので、商品が決まっていてもサンプルで実物確認してから購入する方が良いです。
→→ 壁紙屋本舗さんのサンプル一覧はこちらからチェック!色々と悩みましたが、今回のテーマである木の温もりが伝わりそうなのでこちらにしました。木目にムラのある感じがナチュラルテイストでまた良いなと思います。
この商品はSINCOL(シンコール?シンコー?)のポンリュームE-2186という品番でした。
このメーカーさん私の心をくすぐる商品が多く、特にジャーナルスタンダードとコラボしたヴィンテージデニム調のフロア材はものすごく可愛くて、我が家のどこかで使えないか探しているところです。笑
一番大切な型紙を作っていく
どのフロア材を設置するか決めたら次は型紙を作っていきます。地味な作業ですが、この型紙を元にフロア材を切っていくので一番重要な作業とも言えますね。
基本的には新聞紙等で構わないのですが、新居に引っ越してからは新聞を受け取っていないので我が家に新聞はございません。笑
代わりにいらないプリントを敷き詰めて作っていくことにしました。紙のサイズが新聞に比べて小さいのでつなぎとめる数が多くて大変ですね。笑
ちなみに便器周りなど曲線になっている部分は細かく切った紙を繋いで貼っていきます。
ここはこんな感じに貼っていきます。
そんなこんなでペタペタと作業を繰り返していると、最終的にはトイレの床全面が紙になりましたね。笑
こんな感じです。この型紙の形がそのままフロア材に反映されるわけですね。
破れないように慎重に取り除いていきます。
切り抜き・配置確認で微調整
出来上がった型紙を使ってフロア材の型をとるのですが、気をつけなければならないのが裏表の間違いがないようにしてください。
クッションフロアは裏返してペンで型取りをしていくので、そのまま型紙を置いてしまうと配置が逆に仕上がってしまいます。
裏返したフロア材の上に置く型紙は必ず裏返して置いてください。
裏返して置いた感じです。テープが緑だったので裏表はすぐにわかりますね。笑
裏紙や広告用紙を使用していますが、もし公開してはダメな情報があれば困るので、ぼかしとノイズはいれさせていただきますw
さて、この置いた型紙に沿ってペンで縁取りをしていきます。壁側は定規などで押さえながら線を引くとうまくいきます。便器のまわりの部分は曲線ばかりだと思うのでフリーハンドで書いていきます。
型が取れたら次は切り取っていきます。壁側は線をなぞって切っていきます。
便器側の曲線部分は便器の後ろ側の部分から切り込みを入れて、そこから線をなぞっていきます。
写真わかりにくくてすみません。笑
うまく切れたら実際にトイレの中で敷いてみてズレなどを調整していきます。どうしても余るところは少しだけ切って調整します。
切りすぎるとどうしようもないので、切りすぎないように慎重に行ってくださいね。
いよいよ貼り付け作業へ
きっちり型が取れたら、いよいよ貼り付け準備です。
マスキングテープをペタペタ貼り付けていきますよ!
マスキングテープとはいっても糊の強さなど色々あるみたいなので、100均のマステはあまりオススメはしません。貼って剥がせるのが魅力ですが、長期間そのままだとマスキングテープでも糊残りがする恐れがあるからです。
私は3Mの黄色いマスキングテープをいつも使っています。これが最善なのかはわからないですが、少なくとも施工して1年以上経った施工の物を剥がしても綺麗に剥がせました。
そして便器周りをぐるっと貼り付けて、壁側やドアから便器までの間などバランスをみて貼り付けていきます。
この貼り付けたマスキングテープの上に両面テープを貼っていきます。
今回は貼って剥がせるフロア材用の両面テープを使いました。基本的にマスキングテープの上に貼るのではみ出たりしなければ種類は気にしたりしません。しかしある程度太めのテープにしておいた方が接着が安定するので良いと思います。
貼って剥がせるとあるのでそのまま貼っても大丈夫だとは思うのですが、万が一のことが頭によぎってしまうので、念のためマスキングテープを下に貼り付けてしまいます。笑
ここからはずれたりしないように気をつけながら両面テープを剥がして直接フロア材を接着していきます。
浮いたりしないように気をつけて上からうまく押さえつけながらやっていきます。タオル等で内から外へ空気を抜くようなイメージで押さえつけるとうまくいきました。
狭いトイレで1人でハァハァ言いながら無事やり遂げました。笑
前回やった時は便器の前の部分が浮いてしまってそこだけ空気が入ったような感じで嫌だったのですが、今回は浮いた部分も無く無事に施工完了することができました!
普通だったらここで終わりだと思うのですが、我が家には立ちション男児が2人。
そして赤ちゃんが大きくなるとおしっここぼし隊が3人になってしまうので、そのための対策をせねばならないのです。
おしっこ防飛対策のコーキング
こぼれたおしっこが便器を伝ってフロア材のつなぎ目に入ったりすると、悪臭やカビの原因になってしまう恐れがあります。掃除をこまめにしていてもつなぎ目まで綺麗にするのはかなり苦労すると思います。
今回は便器とフロア材の間のみコーキングして、万が一こぼれても掃除しやすいように施工していこうと思います。
このコーキングですが、悪臭対策のためにやるのは良いのですが、デメリットも理解しておかないといけません。
便器とのつなぎ目を塞ぐことによって水漏れしている時に気づくのが遅れたりするので、恐らくプロの職人さんはオススメしないと言われるかと思います。
今回は私の都合での施工なので間違ったDIYの可能性がかなり高いです。そこはご理解いただいた上でご覧いただければと思います。
前回のトイレのフロア材施工の時もコーキングをしたのですが、退去時にうまく剥がせず苦労しました。原状回復ができるようにしたいので私なりに考えたのが、コーキング部分にもマスキングテープを貼り付ける結論に至りました。
これなら退去時などに原状回復しようとフロア材など剥がしている際にコーキング部分も綺麗になっていると思います。まだ実証はしていませんが。笑
というわけでこんな感じで両面テープ施工する前に白のマスキングテープを貼り付けて行っておりました。フロア材の厚みを考えて1cmくらいの高さは最低でもカバーしていってます。
そしてフロア材を敷き終わった後はコーキング準備です。コーキング施工用のマスキングテープを貼り付けていきます。
これで準備はOKです。
しかし今回はこれだけのスペースのためにシリコンシーリングを購入するのがもったいなかったので、家にあったバスコークで代用することにしました。
バスコークでもやることは変わりません。笑
コーキング材を出してヘラで馴染ませた後に、先ほど貼り付けたマスキングテープを剥がして待つ!
口では簡単に言えるけど意外と難しいものなんです。笑
ちょっとミスってるところがあるような気はしますが、これで乾くのを待てばついに完成です!一応24時間は乾く時間として念のため見積もっておりました。
良い感じに仕上がっているんじゃないでしょうか!?
今回の施工は自分的にもうまくいったように感じるのでかなり満足しています。
最後に施工前と施工後を比べてみましょう。
Before
After
クッションフロアを敷いただけですが、かなり雰囲気が変わったんじゃないでしょうか?
これで終わりってわけじゃ無くて、まだトイレの改造は続けていく予定ですので、また新しく施工したらアップさせていただきます。