カインズPB商品の突っ張りアジャスターでDIY!ラブリコとの違いは?
ホームセンターではカインズが好きでよく買い物に出かけるのですが、カインズから出ているプライベートブランドのKumimoku(クミモク)というシリーズが私の心をくすぐるアイテムが多く以前から注目しておりました。
先日偶然Instagramでカインズのキャンペーン開催の案内を見かけて、以前より気になっていたKumimokuのアイテムがお安くなっていたので早速購入してきました。
Kumimoku(クミモク)とは?
カインズホームが『これからDIYを始めたいと思っている初心者』に向けて、オススメの工具やDIYキットを展開するシリーズ。コンセプトに『しまわない工具』とあるようにインテリアとして置いていてもオシャレに見える工具が揃っています。
私もDIYデビューして初めて購入した電動ドライバーがこのKumimokuシリーズでした。
初心者必見!見た目も可愛い電動ドリルでDIYデビュー!
→https://chintai-diy.com/tool/post-57/
このKumimokuシリーズは工具もオシャレなんですが、手軽にDIY入門できるように木材キットも販売されています。小さいベンチ等プラモデルのようにカットされたパーツが入っているので、私のような初心者にもピッタリです!塗装してオリジナル作品に仕上げている方もたくさんいらっしゃいますね。
今回は2×4木材を使う定番DIYの突っ張りアジャスター「リマルテ」を購入しましたので、こちらをレビューしていこうと思います。
早速開封してみた
早速リマルテを開封してみました。中に入っていたのは取扱説明書とこちらになります。
アジャスター本体と底部分に取り付けるシート、後は調整用の六角レンチとビスになります。
別途用意するものは電動ドライバーくらいですね。普通のドライバーでも頑張れば取り付け可能だと思いますが、辛い作業になると思うので電動ドライバーがおすすめです。笑
私はブラック&デッカーのマルチエボを使用しておりますので、こちらのヘッドをインパクトドライバーに変えて取り付けました。力を使わないので楽々ですね。
取り付け簡単!2×4木材にビス留めするだけ!
用意する木材での注意は取り付ける高さから90mm短い木材を用意することです。これはアジャスターの長さと突っ張る為のスペースを確保する為ですね。
取り付けは本当にシンプルです。ツーバイ材の天面にビス留めするだけです。
電動ドライバーで取り付ける際は、アジャスターの設置部分を90度回転させると取り付けが非常に楽になります。
地面に寝かせて取り付けるとズレてアジャスターが木材よりはみ出ることもないので、スペースがあれば寝かせてビス打ちするのがオススメですね。
ほらね!簡単に取り付けができました!取り付け用のビスもアジャスターに合う色に塗装されているので統一感があっていいですね!
底部分には滑り止めシートのようなものを取り付けます。
こちらはテープで貼り付けるタイプになっておりますので、台紙を剥がして貼り付けるだけでOKです。
設置も簡単でお手軽でした!
設置に特別難しいことはなく、後は設置する場所で突っ張るだけです。注意する点としては突っ張りすぎによる天井抜けですね。このタイプで天井が抜けてしまう方は意外と多いみたいですね。私ももちろん注意していきます。
今回はこちらに取り付けていこうと思います。
天井に突っ張る際にアジャスターの六角部分を回して突っ張っていきます。最初は手で回して力が必要になったら付属のレンチでしっかりと固定するのが良いかと思います。
一つびっくりしたのが、固定する際に突っ張りのハンドルを回す方向が、ラブリコと反対なんですね。ラブリコを使用したことがある方は一瞬混乱するかもしれませんのでご注意ください。笑
固定後は地面に対してちゃんと垂直になっているかも注意しましょうね。
思えばこちらの差し金もKumimokuの差し金でした。笑
しっかりと固定されているか確認が終われば取り付け作業はこれで完了です!
非常に簡単ですね!後はここからもう一本立てて棚受けを作る方もいればこのままフックを取り付けてちょっとした収納にしたりと自由です!賃貸でもできることが増えるのでこういったアジャスター等のアイテムは大変ありがたい存在ですね!
今回私はダイソンを壁掛け充電にしたかったので、リマルテを使って擬似的に壁掛け充電を実現しました。
コードがブサイクなのはそのうち対策しますwww
こういった壁に穴を空ければできるのになというような物は、この2×4材用のアジャスターで擬似的に作ることができるので非常に便利ですね!
他のアジャスターとの違いは?
2×4材を使用して突っ張りDIYができるアジャスターはたくさんありますが、ホームセンターでよく見かける代表的なアジャスターはこちらとなります。
- ディアウォール-DIAWALL- (若井産業株式会社)
- ラブリコ-LABRICO- (平安伸銅工業株式会社)
最近はDIYコーナーに力を入れているホームセンターも多いので、両方ともお店に並んでいることが多いと思います。両方とも用意するものはカットした木材のみで工具が必要ないところが手軽にできて便利です。
今回のリマルテと他のアジャスターを比べると、デザイン以外で大きく違うのは対荷重になってくるかと思います。ディアウォールはバネで突っ張るのに対し、ラブリコはネジの締め上げる力で突っ張っていきます。どちらかというとリマルテはラブリコに似ていますね。
それでは2×4木材を使用した際の対荷重を比べるとこのような感じになりました。あくまで各メーカーの目安のため使用状況によって大きく変わってくるかと思います。
商品名 | 対荷重 |
---|---|
ディアウォール | 公式サイトにて使用状況により大きく異なるとの見解 |
ラブリコ | 20kg (強力タイプは40kg) |
リマルテ | 20kg |
ディアウォールはバネの力なので、状況により大きく変わってくるんでしょうね。ラブリコはネジを締め上げることで固定できる分目安を立てやすいのかもしれません。
設置後のネジの緩み等は定期的に確認しなければいけませんが、自分でしっかりとネジを締めて固定できるラブリコ系の商品が自分は好みです。
どちらの商品も手軽にできてメリット・デメリットはあるので用途によって選べるのも良いですね。
リマルテを選ぶメリット
各社から様々な種類で販売されている2×4材のアジャスターですが、リマルテを選択する際に感じたメリット部分を記載していきます。
まずは価格面で割と安価なところですね。一つや二つ購入する程度ではそこまで変わりませんが、数が増えると必要な木材も増えてくるのでまとめて購入するとアジャスターの金額が割と響いてくるんですね。特別安いという金額でもないのですが、デザイン面・手軽さ等総合的に判断しても比較的複数購入しやすい金額設定なのかと感じます。
次にデザイン面ですね。シンプルでどんなインテリアにも溶け込みやすいですのでお部屋の雰囲気づくりの邪魔をすることは少ないかと思います。他のアジャスターだと部屋の雰囲気と合わず、アジャスター部分だけ浮いているお部屋になることもあります。こだわりが強くなってくると意外とここが納得いかなかったりする部分なので、主張の少ないデザインはありがたいです。
ここが一番のメリットだと思うところですが、アジャスターが木材の設置面にはみ出ることなく綺麗に収まるところです。
2×4材で板を貼り付けて好きな壁面を作ったことがある方ならわかると思うのですが、板を貼り付ける際などアジャスターが干渉してしまって板が浮いたり反ったりしてしまう状況が生まれてしまいます。
リマルテならアジャスターに干渉することがないので、板材を貼り付けても浮きにくい状況を作れます。パーテーション代わりに簡易的に壁を作りたいときにアジャスターが見えにくくなると良いですよね!
さいごに
今回購入に至った要因として一番大きいのが、カインズで開催されている「くらし応援値下げ宣言」で値下げされていたことです。このような形で気になっていた商品を試すキッカケに繋がっていく企業努力が非常にありがたいですね!
くらし応援値下げ宣言は2020年8月19日から11月16日までの開催となっています。通常980円で販売されているリマルテですが、期間中は780円で購入できるためお試しにはベストなタイミングです!
お手頃な価格でアジャスターを購入できるので、買い溜めしようか非常に迷いどころですw
同じ突っ張りDIYでもその商品の活かし方で用途や見せ方が大きく変わるので、今後も各商品でできる可能性を追求していきたいですね!