【端材でDIY】木製スマホスピーカーを自作♪意外に音質良くて大満足です!
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出を控えて家にいる時間がかなり増えました。ずっと家にいるのでカラオケ気分で歌ったり踊ったりと家族でしています。笑
家で歌ったりしているとやはりスピーカーも欲しくなってくるものですね。私はiPhoneを使用しているのですが、スタンド型のスマホスピーカーを使っているのと、iPhoneを置いているだけでは気分も変わってきます。
そこでスマホスピーカーを購入しようと思ったのですが、ピンタレストで木製スピーカーをよく見かけていたことを思い出したので、購入前に自分で作ってみようということになりました。
今こそDIYのチャンスではあるのですが、ホームセンターに材料を買いに行くのも控えねばなりません。そうなるとやはり家にあるものでなんとかしようと言うものです。
というわけで今回も前回同様家に残っていた端材で、スマホスピーカーのDIYをしていこうと思います!
材料確認
材料といっても特別用意するものはないのですが、今回は厚さ18mmのパイン集成材を使います。こちらは前回のデスクDIYの時の端材ですね。
この端材から175mm×57mmのサイズでカットして3枚用意します。
他に用意する材料はありません。笑
今回のスピーカーは音の反響を利用するタイプのため、配線等は一切組むことはありません。エコという意味でも有りかもしれませんね。笑
今回使用する木材で私はパイン集成材を使用していますが、他の木材でも全く問題ないので合板やワンバイ材等でも作成いただけます。厚みが変わって寸法の調整をしないといけなかったり、加工の難易度が変わったりとはありますが、それを楽しむのもDIYかと思いますよ。
自在錐で穴を空ける
準備した木材のうち二つにスピーカー用の穴を空けていきます。
穴の大きさに関してはお好みですが、今回は端から25mmの位置を中心に直径40mmの穴を空けていこうと思います。
穴を空けるための道具ですが、以前購入した自在錐を使って穴を空けていきます。
詳しい使い方に関してはこちらの記事をご参考ください。
初めての自在錐はDIY初心者でも簡単にできた!使い方をメモ
→https://chintai-diy.com/tool/post-1239/
以前の記事執筆時はブラックアンドデッカーのマルチツールを持っていなかったので検証ができなかったのですが、現在はマルチツールを使用しているため使えるかどうかも同時に検証してみました。
先に結論を申し上げますと、ドリルドライバーでの使用時は800回転/分になるため問題なく使えました。インパクトドライバーでは検証していないのですが、最大3100回転/分の仕様のため使用は難しいと思われます。自身で回転数の強弱で調整できる方はインパクトでもできるかもしれませんが。。
というわけでドリルドライバーを使って穴を合計4つ空けていきます。
3枚の端材がこのようになりましたね!
音の通り道を作っていく
次に穴を空けた木材を一つ使ってスマホのスタンド部分と音の通り道を作っていこうと思います。
手順としてはスマホが入るスペース分カットして、そこと先ほど空けた穴をつなげるようにさらにカットしていきます。
こんな変則的で狭いところを普通の鋸でカットするのは大変なので引き回し鋸というものをここで使っていきます。
刃の部分が細くなっているので、刃が入る大きさの穴をドリルで空けてあげるとそこからザクザク切っていくことが可能です。木箱に取っ手代わりの穴をくり抜いてあげる時などで重宝しそうです。
私はちょうど良い穴のドリルビットを持ってなかったので、穴を複数空けて対応しました。切り込み部分切りすぎているのは見逃してくださいww
この穴に引き回し鋸を入れてカットしていけば、こんな変則的にも切ることができます。
ちなみに私はiPhoneを使用しており、スピーカーが右下部分となるのでそこからの音の通り道を作ってあげています。もし左から音が出たり、左右にスピーカーがあるスマホはそれに合わせてカットする位置を調整してあげてください。
組み立てと接着
残りの工程としては3枚の板通しを貼り付けてあげるだけですが、その前に中の部分はしっかりとやすりがけしてあげてください。接着後に中をやすりがけするのはかなり難しいです。笑
自在錐で空けた穴のバリ取りにはダイソーで購入したダイヤモンドヤスリを使いました。
ある程度やすりがけが終わったら、木工用ボンドを塗ってしっかりと接着します。こちらで使用しているクランプもダイソーで購入したものですねw
私は下手くそなので穴の位置が正確な位置ではない関係で、重ねた木材の端が合わず凸凹になっています。これは後で調整するのであまり気にはしていません。ですが、穴の位置がずれていないかだけはしっかりと位置調整しました。
このままボンドが乾くまでしっかり乾燥させてあげます。
余分な所をカット
ボンドが乾くとほぼ完成です。重ねた板がはみ出ている所があったりで不細工な見栄えですね。笑
これに関しては揃えたい板に鋸を沿わせてまっすぐカットしてあげます。
すると凸凹がなくなり表面が綺麗になりました。鋸のアサリ部分が当たって傷になっていますが、ここは後でやすりがけで綺麗にしてあげます。
他の面もカットしていき形を整えていきます。
ドレッサーも使いつつ角も取って表面も綺麗にやすりをかけてあげると、いよいよ完成です!
凸凹も綺麗になくなり、かなりクオリティが高くなったと思いませんか?笑
さいごに
実際に使ってみた所、思っていたよりも使えるなという印象です。電子スピーカーではないのでそこまで期待していなかったのですが、中の反響で音楽もエコーがかかっているような感じで良かったです。音質はスマホ自体のスピーカー部分に依存するとは思いますが、十分使える性能だと思います。
外出を控えて家にいる機会が多くなり音楽を聴きながら家事をすることも多くなってきたので、やってよかったなと思うDIYでした。
端材でDIYシリーズも今回で4回目となり、いろんなものを作ってきましたね。DIYをしていると必然的に端材も増えてくるので、有効活用できる方法がもっと見つかればいいなと思います。端材でこんなの作れるよなどの情報があれば教えていただけると嬉しいです!