ダイソー木材でスマホスタンドのDIY!レトロなテレビ風デザインでインテリアにも♪
コロナ渦で誰でも気軽に楽しめるDIYとしてダイソーやセリアでも木材が豊富になってきましたね。100均DIYという言葉ができるほど普及してきて、日々色んなアイデアに驚かされます。
木材の他にも工具や金具なども揃っているので、ちょっとしたDIYなら全て100円均一の商品でできてしまうのが凄いですよね!私が子供の時こんなに100均が普及していたら夏休みの工作の宿題もすごく捗ったのになぁと思いました。笑
今回はそんな工作の宿題でも題材にしやすいレトロなテレビ風のスマホスタンドを作っていこうと思います。ピンタレストで制作されている方がいて作ってみたいなぁと思っておりました。
必要な材料
材料はダイソーの杉板を使用します。色んなサイズが販売されていますが、今回は450×200×9mmのサイズの板を使用していきます。もちろん材料費は100円(税別)です!大きいサイズのものは価格が違ったりすることがあるのでそちらはご注意くださいね。
材料に関しては特に制限はないです。使用する材料によって見た目は変わりますし、それこそDIYの醍醐味でもありますので!捨てるのが勿体無いから端材を使っての作品としても良いですね。
実は必要なものはこれだけなんです。笑
あとは装飾用の木材や金具だったり、工具類なのでそちらは割愛させていただきますね。ダイソーに来ている時点でだいたいの必要なものは揃いそうですが。笑
カット作業
こちらは使用しているスマートフォンによってサイズ感を変えてあげる必要があるので、慎重に考えていきましょう!同じ機種でも装着しているカバーによって変わってきます。実際に板の上に使用しているスマホを置いてサイズ感を測りながら決めていくのが一番簡単で確実ですね。
私はiPhoneXSを使用しているので高さ143.6×幅70.9×厚さ7.7 mmのサイズにカバーの厚みを計算に入れています。同じ大きさの機種であればカバーによる微調整のみで良いかと思います。
注意したいのがサイドのボタンですね。カバーによっては押しやすくするために出っ張りが大きくなっているものもあるのでそちらは考慮してあげてください。
とは言っていますが、スマホが入り見栄えが良ければそれで良いんです。笑
それでは実際にカットしていきましょう!
板を横向きに設置して、横幅18cmにカットしていきます。カッターナイフでも切れるみたいですが何回も同じところを切らないと行けないので、ダイソーでノコギリを買って切った方が多分楽だと思います。笑
この横幅18cmの板を2枚用意します。
次にカットした木材を縦に11cmにカットしていきます。
木目に沿ってカットして注意したいのがこちらです。
気分良くカットしていたのに最後に重みでポキっといってしまいました。笑
私は下手なので他の木材でもよくやってしまいます。最後の切り口部分をマスキングテープで保護してカットすれば軽減できるようです。この程度であれば今回は問題ないのでこのまま進めていきます。風合いということにしておきましょう!笑
ということで2枚の木材のカットが完了しました。このパーツがそれぞれ前面用と背面用パーツになります。
中間パーツの作成
次にスマホを入れる部分の中間パーツを作成していきます。ですが、私は今回別の端材を使ってしまったので、カットするサイズをお伝えした後に私が実際に進めたやりかたをお伝えいたします。大変申し訳ないです。
先ほどカットした横幅18cmの端材を1.4cm幅でカットしていきます。厚みがないため重ねて使用していくのでこちらは4枚必要なってきます。
次にストッパーとなる部分ですね。こちらも3×3cmを重ねて使用するため2枚作成していきます。カットし辛い大きさになっているため十分注意して作業してください。
厚みのある別の木材もダイソーでは販売しているのでカットが難しい場合はそちらを購入して加工していくのが一番簡単かもしれません。後述する私のやりかたでは以前ダイソーで購入した木材の端材があったためそちらを使用するやり方をご紹介いたします。
こちらが以前ダイソーで購入した角棒です。今回の用途では厚みがバッチリなので適切な長さにカットしていくだけですね。
長さ18cmを2本と長さ3cmを2本カットしていきます。
棒を切るだけですので特別難しいことはありません。板を切る時間より大幅に短縮できるため今回はこちらの材料を使わせていただきました。
背面用パーツの配置・接着
先ほどカットした中間パーツと背面パーツを接着していきます。ここでミスってしまうとスマホが入らなくなってしまうので、実際にスマホを置いて位置確認をしながら作業していきましょう。
今回は左からスマホを差し込む形で作成していきますので位置どりとしてはこういった形になります。
右側のストッパー部分で下部分にスペースを空けているのはスピーカー音の排出口の役目もありますが、同時に充電もできるように真ん中にコードを差し込むスペースを設けています。iPhoneじゃなかったら位置は変わってくると思いますのでご自身の機種に応じてここは調整してあげてください。
位置が決まれば木工用ボンドで接着してあげます。
いつもボンドで接着するときはクランプで圧着するのですが、今回はあまりお勧めはできないです。木材が柔らかいので圧力をかけすぎると反ってしまいました。笑
ボンドを乾かしている間の圧着はほどほどにしておきましょうね。笑
前面パーツのカット
次は前面パーツをカットしていきます。前面パーツはスマホの画面が映るところになるので慎重に作業していきたいですね。
まずは鉛筆でくり抜く部分に印をつけていきます。これに関しては接着した背面パーツにスマホを置いてみて、その上に前面パーツを置いて実際の画面幅を見ながら印をつけると作業しやすいと思います。
実際に印をつけた後ふと気づきます。どうやってくり抜けばいいんだと。笑
ちゃんとやり方があるので安心してください。笑
まず印をつけた部分の角部分に穴をあけてあげます。このとき穴の端が引いた線を超えないように、線の内側に穴を空けることを意識してください。
穴の大きさとしては大きい方がいいです。ダイソーでも大きめのドリルビットが売っているのでそちらを使用しても良いかもです。
私はダボ用の穴あけドリルを使用しました。これにはストッパーがついているのですが、板が薄いのでいい感じに穴あけができました。
ここに糸鋸を通して切っていくのでそれが通るならどんな穴でも大丈夫です。小さい穴でも隣に穴を空けて重ねて大きくしても問題ありません。
私は愛用のシャークソーの引き回し鋸を使用していきます。折りたためたり刃の角度を変えたりできるので結構使い勝手が良いですよ!
ダボ穴では少し刃先が通りにくいですが、問題なくカットできました。画像の分の穴では少し刃が入り辛かったので隣にも穴を空けて広げています。
四隅の穴から先に引いておいた線に沿ってカットしていきますが、最後の方ではパキっと折れやすいので慎重に進めていきましょう!
無事に画面部分のくり抜きが完了しました。後からヤスリで整えていくので、線が少しゆがんでいたりささくれがあるのは気にしなくて大丈夫です!怪我だけはしないように気をつけて!
【おまけ】装飾用の穴あけ
こちらはおまけなのですが、レトロ風テレビっぽく仕上げるためにスピーカー穴を作っていこうと思います。好みで装飾は変わってくるので、不要な方はこの項目は飛ばしていただいて大丈夫です。
今回は右下のところに二つスピーカー用の穴をくり抜いていこうと思います。やり方としては先ほどと同様で穴を空けて引き回し鋸でカットしていきます。
気分良くカットしていたのですが、やってしまいました。笑
材料が脆いから気をつけないといけませんね。そんなに力は入れていなかったのですが、細くなっていたのでポキっといってしまいました。笑
やり直すのもアレなので応急処置を施していこうと思います。
割れてしまったパーツに木工用ボンドをつけてクランプで圧着していきます。このときの注意ですが、やはり木材自体が柔らかいので圧力をかけすぎてしまうと反ってしまうので、反ったりズレたりしない程度で固定します。
ボンドが乾いたらOKですが割れた部分はさらに脆くなっているので、この後はより慎重に作業を進めていきます。笑
やすりがけで切り口を整える
ここからは前面パーツをやすりがけして、先ほど切った切り口の部分を整えていきます。
100円均一というのは本当に便利なもので様々な粗目がセットになった紙ヤスリもダイソーで手に入りました。
100均に行けばだいたいのものは揃えられるのは本当に便利な世の中ですね〜。
切り口が粗いですが、80番の紙ヤスリで切り口を整えてあげます。私みたいにポキっといかないように注意してくださいね。笑
歪んでカットしていても粗目の紙ヤスリで少しならまっすぐに整えてあげられます。表面もやすりがけしてあげると仕上がりも一気に変わってきますよ〜。
80番でやすりがけした後ですが、こんな感じに仕上がります。私は雑な性格なのでこんな感じですが、それでも切り口は綺麗に整ったのではないでしょうか?
次に240番の紙ヤスリに切り替えて表面を整えてあげます。このやすりでは表面のざらつきをツルツルにしてあげるのが目的なのでそのまま仕上がりに反映されます。しっかりと整えてあげましょう!
一通り前面パーツのやすりがけが終わったらこんな感じになりました!
粗さは残ってますが割と綺麗に仕上がりました!
前面パーツも接着
前面パーツも仕上がってきたので、先ほど作った背面パーツを木工用ボンドで接着していきます。
ここまで接着できたら完成がかなり近づいてきましたね!
三層になっていて表面が凸凹してしまっていると思いますが、次項のやすりがけで綺麗に整うと思いますので気にしなくて大丈夫です。
全体のやすりがけ
ここからは全体をやすりがけしていき、接着部分の凸凹を平らにしたり角をとっていきます。もちろん表面もツルツルに仕上げていくのでこだわるほど完成時の仕上がりが綺麗になりますよ!
まずは先ほどと同様に80番の紙ヤスリで凸凹を無くしていきます。
このとき端材等に紙ヤスリを巻きつけて使用すると作業が捗りますよ!
80番の粗目なら凸凹は割と簡単に平らにすることができます。角を取るときは削りすぎないように注意していきましょうね。笑
表面が毛羽立っていますが、この後に240番の紙ヤスリで削ればかなり滑らかに仕上がってきますよ。
土台部分の作成
引き続き240番の紙ヤスリに切り替えて表面が滑らかになるまで削っていきます。
私の性格が雑な性格なので細部が雑くてすみません。笑
ただ、かなり完成度は高くなってきたのではないでしょうか?
完成!ここからはアレンジ案
土台としてはこちらで完成となります!
実際に使用される際はダイソーで写真立てを購入して、背面の折りたたみスタンド部分を取り外し今回の作品に取り付けてあげると快適に使えるようになりますよ!
ただ、このまま使うのもそっけないのでもう少しレトロテレビ風にアレンジしていきたいと思います。
スタンド部分ですが漫画に出てくるようなレトロテレビみたいに棒状の脚をつくっていきます。
まず底面にダボ穴を空けていきます。脆いので慎重に穴を空けていきたいのと、スタンドの中の空洞部分に突き抜けないように注意していきましょう。
空けたダボ穴にボンドを入れて、木ダボを差し込んでいきます。これは普通にダボを差し込むようにハンマーを使って奥まで差し込んでいきます。ハンマーで壊さないように注意してくださいねw
ダボを差し込むだけでかなりそれっぽくなり、いい感じに仕上がってますね!
ただこの状態で完成というわけにはいかず、真横から見るとこのままでは直立しないんですよね。笑
横から見ると一目瞭然ですね。笑
後ろからも支えられるように同様にダボ穴を空けてダボを差し込んでいきます。
少し難しいですが、立てた時に後ろに傾くように後ろのダボは斜めに穴あけを行いました。難易度の割に安定感もそこまでですので、最初に出した案の写真立てのパーツを流用してあげるのが一番良いかと思います。
一応立てることはできましたが安定感はそこまでなので、ダボ3本はオススメしません。笑
ダボの高さが合わない場合は紙ヤスリで削って調整してあげてください。
さいごに
今回はこちらで完成とさせていただきました!見た目は好みでいくらでも変えられるので好きなデザインにしてみてくださいね。
脚以外にも端材を小さく切ってボタンをつけてみたり、ダボやビスを使ってアンテナをつけてあげても可愛いですよね!いろんなレトロテレビのデザインを見てみたいです。
百円均一での木材を使ったことがなかったのでどんなものかと思いましたが、いい感じにDIYの材料としても使えますね!
ただ、やはり耐久性に関してはかなり低いので、あまり耐久性を求めないようなものや工作にオススメという感じです。とはいえ工夫次第で百均に見えないと思うのでちょっとしたDIYに挑戦してみたい方はいかがでしょうか?