初めての自在錐はDIY初心者でも簡単にできた!使い方をメモ
- 2019.09.28
- ツール
DIYの制作例でドリンクが入るくらいの綺麗な穴を空けたりしている作品を見てどうやって空けるんだろうと思っていました。そのような穴を空ける道具ももちろんあるわけで、軽く調べたところホールソーという鋸が円形になって木材をくり抜くことができるものがあるみたいです。
そこでホールソーが欲しくて良いものを探していたところ、自由に穴のサイズを変えられる自在錐というものがあることを知りました。早速アマゾンで購入したので使い方をレビューも兼ねてメモしていこうと思います。
NESHEXSTの自在錐を購入!
アマゾンで探していたところ、自由錐ベストセラーでこちらの商品が1位でした。値段も手頃な感じなので今回はこちらを購入しました。というか自在錐という呼び方以外にも「自由錐」や「サークルカッター」などの呼び方もあるみたいですね。
3サイズ展開あるみたいで、一番大きいものは直径300mmまで空けられるみたいです。私はそこまで大きい穴を空ける予定はないので、一番小さい直径120mmまで空けられるものを購入しました。
注文した翌日自宅に届いておりました。さっそく開けてみます!
あれ?全部英語表記だと!?大丈夫なのか!?
まだ何もしていないけど猛烈な不安がありますww
初心者には不安すぎる説明書
パッケージが英語表記で不安でしたが、日本語の説明書も同梱されておりました。
これで安心かと思いきや、この説明書が初心者にはなかなかわかりづらかったです。笑
私の方で使い方を調べたので備忘録も兼ねて使い方をまとめていこうと思います。
センタードリル部分の交換
色々と調べながら試していこうと思います。まず同梱されていた六角を使っていきます。
説明書に書いてある直径を調整するところで、ボルトを緩めるところがここだと思っていましたが、どうやら違ったようです。笑
ここを緩めるとドリルの部分が取り外しできるようですね。
一緒に入っていたドリル形状になっていない錐のようなものもここに取り付けるみたいです。
調べてみると、最初に付いていた太いドリルが厚さがある木材につかって、もう一つの方は薄い板などに使っていくみたいですね。
付属品のドリルサイズはセンタードリル厚板用軸径8mm ・センタードリル薄板用軸径8mmでした。
直径の微調整がなかなか難しい
刃の直径を調整するボルトは上にありました。
ここのボルトがとにかく固い。刃が動かないように固定するためだけどとにかく固いですww
これを緩めて目的の直径になるように調整していきます。メモリが記載されているので合わせやすいですが、精度は低いように感じます。
5mm毎のメモリなので1mm単位の正確な穴を空ける場合はノギス等を使ってしっかり測ってから調整することをお勧めします。
目的の直径が決まったらボルトを閉めて固定します。当たり前ですが、しっかりと固定してください。ボルトが緩いと思わぬ怪我に繋がったりしますからね。
正確な穴を空けるのであれば端材等で試しに穴を空けて目的の直径になっているかの確認もした方が良いと思います。
電動ドライバーに取り付け
これは私が普段使っている電動ドライバーにビットを装着する感覚と全く一緒です。
ただビットサイズが少し大きめだったので取り付けられるか注意が必要ですね。
9mmの六角だったので私のドライバーはギリギリ装着できました。
使用するドライバーも注意が必要で1500回転/分以下のドリルを使用してくださいと注意書きがありました。
私のドリルは500回転/分だったので大丈夫かとかなり不安でしたがなんとか使えましたよ。
もしこれから電動ドライバーも合わせて購入を検討されている方は、ドリルの回転数やパワーなども視野に入れて購入した方が、自在錐ももっと使いやすくなると思います。
多くのDIYerさんがおすすめするマルチツールとしてブラックアンドデッカー マルチツールが良いみたいです。アタッチメントを取り替えるだけで様々なツールに変身するから使い勝手がとても良い!私も次の電動工具はこれと密かに狙っています。笑
ただ調べたところこのツール馬力が強すぎて回転数が多くて、この自在錐は非対応になりますねww それにこれはインパクトドライバーになるのかな?そういった面でも非対応になるのかもしれません。
自在錐使用前提で買うならこっちの方が良いかも。これなら回転数を高速と低速で切り替えられるみたいなので使えると思います。高速は0〜2000回転/分で低速は500回転/分みたいです。
低速で私のドライバーと同じ回転数ww
ドライバーも様々な種類があるので、選ぶのも楽しみの一つですね。というかものすごい脱線してしまったww
実際に穴を空けてみた。
というわけで実際に穴を空けていきましょう。この時の注意点としては穴を空ける木材をしっかりとクランプ等で固定することです。
しっかりと固定されていて動かないことを確認したら、目的のところにドリルを当てていきます。
最初にセンタードリルが穴を空けていき、しばらくすると二枚の刃が木材に当たりはじめました。
この時注意するのが、ドリルをしっかりと垂直に保つことです。傾いていると刃が折れる原因になり非常に危険です。あと摩擦で刃に近い部分もかなりの高温になっているので、取り外す際にはその辺りも注意してください。
垂直に保ちつつキックバックも怖いのでゆっくりと回転させていきました。
写真でみるといい感じに進んでいるのですが、やはり私のドライバーだと少し力不足らしく、すぐにバッテリー切れを起こしていました。笑
本体もかなり熱を持って危なそうだったので、何度も休憩しながらゆっくりゆっくりと作業を進めていきます。笑
忘れていましたが、今回の木材の厚さ約310mmでした。なので私の馬力不足のドライバーじゃ余計に辛い。笑
厚板は一気に穴を空けるのではなく片側ずつ空けることにより、綺麗な穴を空けられるみたいです。なのでセンタードリルの小さい穴が突き抜けたら反対側にセンタードリルを差し込み続きを空けていきます。
そのままドライバーを休ませつつ穴を空けていくと数十分、ついにその瞬間が‼️
ついに穴が空きましたぁ!なんだかバームクーヘンみたいだなww
途中二回バッテリー切れを起こしたり、熱くなった本体を休ませたりで充電時間なども含めると、なんだかんだ5時間くらいかかったかもしれませんww
ともあれ無事に穴をあけることができてよかったですww
商品の感想
パワーの少ない私のドライバーで使用したため参考になるかはわかりませんが、回転中のひっかかりは多いような気がしました。ひっかかっても少し持ち上げて回転させてから続けられるので特に問題ありませんでした。
しかし制限回転数ギリギリのパワーのドライバーであれば、その分引っかかった時の反動もあるのでその点は注意した方が良いかもしれません。
商品として当時のアマゾンベストセラー1位で価格もリーズナブルだったため、手を出しやすい商品かなと思いましたが、感想としてはそのレベルの商品かなと思いました。
やはり直径のメモリの精度があまりよくないので、正確な穴を空けるときは精度の高いものを使った方が良いかと思われます。
アバウトな穴で良いのであれば、私のように初めて自在錐を購入するにはオススメできると思います。
メリットとしては購入から30日間の保証があるので、「気に入らない」「取り付けできなかった」等の理由でも返品できるので気軽に試せることです。
しっかりとした自在錐を検討されているのであれば、スターエムのような国内ブランドの方が安心できます。
公式サイトに使い方やQ&Aなどもわかりやすく書いていますので安心です。自在錐の使用頻度が増えればこちらの購入も検討しています。
さいごに
初めて使った自在錐で、使い方等を調べているときは危険な感じのニュアンスが多く感じました。ですが、どんな道具にも大なり小なり危険は伴うものなので、気をつけて使っていれば問題ないと思います。
それでも怯えながらゆっくりゆっくり作業していましたけどねw
それに私のドライバーでは苦労することが多かったので、新しいドライバーが欲しいなと心底思いました。笑
当たり前ですが同じドライバーでも、日曜大工レベルのものから実務レベルのものまで種類は様々です。いよいよ私もステップアップする時が近づいてきたか?とはいえまだまだ勉強中の身、できることからコツコツやっていきます。
何も知らないことから始めたDIYですが、道具も増えてできることも増えてくるともっと楽しくなってきました。これからもどんどん新しいことに挑戦していきますよ〜!